去る9月4日、ユーロモニターインターナショナル東京オフィス(以下、当社)は、第一回消費者トレンドセミナーを開催しました。
『栄養素摂取量の視点から見るグローバル消費者トレンド』と題する今回のセミナーには、食品製造企業を中心とした国内13社よりご参加いただき、講師を務めた当社の松永芽恵コンサルタントが、当社のデータベース「Passport」内にある市場調査や消費者調査のデータを基に、先進的な事例を交えつつ、国内外の飲食料品市場の最新トレンドに関する説明を行いました。
海外市場戦略を策定する際には、その国の市場規模や潜在性、今後の需要予測、法規制といった情報に加え、世界の企業の成功例・失敗例を把握することが重要です。
今回のセミナーでは、加工食品、ソフト飲料、乳製品及びその代替品に含有される栄養素に着目しつつ、以下の項目を中心に、主要市場国における消費者動向を分析、解説しました。
・栄養素別摂取量の過去の推移と予測
・WHOの摂取基準と比べて不足している栄養素
・コロナ禍を経て、消費者の栄養素摂取に起こった変化
・特定の栄養機能を持つ商品の市場別需要予測
・外国市場の注目すべき、低糖、ラクトースフリー、政府規制に対応した商品等の実例
・各国の食品パッケージや商品訴求のトレンド
・栄養に関する消費者調査からわかる消費者需要
参加した企業の方々からは、「自分たちだけでは得られない情報・実例が得られ参考になった」、「データの精度だけでなく分析力の高さに感心した」、「非常に旬なトレンドを知ることができて良かった」等の感想が寄せられました。
当社は、飲食料品の他にも家電、コンシューマーヘルス、美容・パーソナルケア、アパレルを含む幅広い消費財産業、小売、外食サービスといったサービス産業に関する市場調査情報を世界100カ国分、あわせて社会経済指標や消費者に関する統計データを最大210カ国提供する独自データベース「Passport」をもって、日本企業の皆様の海外市場進出を支援しています。
今回のセミナーの内容、またはPassportデータベースにご興味がございましたら、お気軽に当社東京オフィスまでお問い合わせください。